2015年08月28日

使徒の働き第4章第23節~第31節:信者たちが勇気を求めてお祈りをする

第4章




(英語は[NLT]、日本語は私の拙訳です。)


The Believers Pray for Courage

信者たちが勇気を求めてお祈りをする


23 As soon as they were freed, Peter and John returned to the other believers and told them what the leading priests and elders had said.

23 ペテロとヨハネは釈放されるとすぐに他の信者たちのところへ戻り、祭司長たちや長老たちがふたりに言ったことを話しました。

24 When they heard the report, all the believers lifted their voices together in prayer to God: “O Sovereign Lord, Creator of heaven and earth, the sea, and everything in them -- 

24 報告を聞くと、信者たち全員が声を上げて神さまにお祈りしました。「主よ、天、地、海、そしてその中のすべてのものの創造者、

25 you spoke long ago by the Holy Spirit through our ancestor David, your servant, saying, ‘Why were the nations so angry? Why did they waste their time with futile plans?

25 あなたははるか昔、聖霊により、私たちの先祖であり、あなたのしもべであるダビデを通じて話されました。『なぜ諸国民は怒ったのか。なぜ諸国民は無駄な計画で時間を無駄にしたのか。

26 The kings of the earth prepared for battle; the rulers gathered together against the Lord and against his Messiah.’

26 地の王たちは戦争に備えた。指導者たちは主とその救世主に対してひとつにまとまった。』

27 “In fact, this has happened here in this very city! For Herod Antipas, Pontius Pilate the governor, the Gentiles, and the people of Israel were all united against Jesus, your holy servant, whom you anointed.

27 実際のところ、このことはこの市で起こりました。なぜならヘロデ・アンティパス、ポンテオ・ピラト、異邦人たち、そしてイスラエルの人々は、あなたの聖なるしもべであり、あなたが油をそそがれたイエスさまに対抗して、みながひとつになりました。

28 But everything they did was determined beforehand according to your will.

28 しかし彼らがやったことのすべては、あなたの意志に沿ってあらかじめ定められていたのです。

29 And now, O Lord, hear their threats, and give us, your servants, great boldness in preaching your word.

29 いまです、どうか主よ、彼らの脅しをお聞きください。そしてあなたのしもべである私たちに、あなたの言葉を伝道する上で、大いなる大胆さを与えてください。

30 Stretch out your hand with healing power; may miraculous signs and wonders be done through the name of your holy servant Jesus.”

30 癒やしの力をもってあなたの手を差し伸ばしてください。そしてあなたのしもべであるイエスさまの名前を通じて、奇跡のしるしと不思議の数々が行われますように。」

31 After this prayer, the meeting place shook, and they were all filled with the Holy Spirit. Then they preached the word of God with boldness.

31 このお祈りの後で、集会の場所が揺れ動き、信者の全員が聖霊に満たされました。そして信者たちは神さまの言葉を大胆に伝道しました。




ミニミニ解説

「使徒の働き」の第4章です。

前回、第3章でペテロとヨハネは寺院で生まれつき足が不自由だった男性と出会い、この人をイエスさまの名前によって癒やしましたが、ふたりが人々にイエスさまが十字架死から復活したと声高に説教したことによって逮捕されてしまいました。 一晩を牢で過ごした後、ふたりはサンヘドリンの前へ引き出されて尋問を受けますが、ペテロは臆することなく大胆に話します。またサンヘドリンは足を癒やされた男の人を前にして効果的な反論ができません。結局、サンヘドリンはふたりに、今後イエスさまの名前による伝道の活動をしないようにと、繰り返し警告して脅した上で釈放しました。

第23節、サンヘドリンによる拘束から釈放されたペテロとヨハネは他の信者たちの元へ戻り、出来事について報告します。

第24節以降、これを受けて共同体全体でお祈りをします。その様子は「信者たち全員が声を上げて」お祈りをしたと書かれています。

第24節~第28節では最初に旧約聖書の引用が書かれています。引用箇所はPsalm 2:1-2(詩編第2章第1節~第2節)です。

「1 なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。2 地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。」([新改訳])。

「anoint(油を注ぐ)」と言うのは、聖なるものとするために人の頭などに聖油を塗る行為です。「主に油をそそがれた者」と言うのは神さまから油を注がれて聖別された者と言う意味です。ここに書かれている王たち、治める者たちが集まって、神さまと神さまによって油を注がれた救世主に逆らうという出来事が、イエスさまの十字架であったとの解釈で、それは旧約聖書にこうして書かれていたとおり、すべてがあらかじめ神さまにより計画されていたのだ、と言うのです。

第29節、信者たちが神さまにお祈りして求めるもの、それは神さまから預かる言葉を人々に語る上での「大胆さ」です。何者にひるまず、迫害にも屈せず、常に大胆に語る力を与えてください、とお祈りしています。

そして第30節、イエスさまの名前を通じて、今回の癒やしに代表されるような奇跡のしるしと不思議の数々が行われるようにと祈ります。

第31節、すると信者たちの集まっていた家屋が揺れ動き、集まっていた信者の全員が聖霊で満たされます。






english1982 at 21:00│使徒の働き